「お兄ちゃんがお尻を叩いてくれたら、勉強に集中できるんだけどなー」夏休みの真っ最中。部活動の合宿で家を空ける幼馴染に、その間、妹の家庭教師を頼まれた俺は頭を抱えていた。幼馴染の妹‘‘由利’’とは、本当の兄妹のように一緒に過ごしてきた。いつしか『お兄ちゃん』と呼ばれるようになっていたが、そんな由利に対して俺も違和感を覚えなくなっている。しかし、その由利に勉強する気は全くなく……。昨日は逃げだし、今日...
「俺サディストなんだゾ♪」‘‘伊藤田夜光’’は、塾講師。いつかこのドSアピールに釣られる女が現れてくれることを思い今日も茶目っ気全開で生徒達にドSアピールをする。そんなある日「あなたはサディストだと塾で言い回っているそうですが……その真意は?」生徒の一人‘‘鈴原鳴々’’の祖母‘‘向後千夜美’’に問い詰められる事になる。「それは飲みの席や友人間で言えばいい発言ですよね? どうして健全な場で最低な発言...
「お兄ちゃん、相談があるんだけどっ! 花嫁修業の練習台になって」「花嫁修業……の練習台?」「一通りの家事とかはお兄ちゃんで試したから、今度は……今度はその……夜の花嫁修業っていうか……。わかるでしょっ!」俺‘‘分部光良’’と‘‘中川原夏彦’’そして彼の妹‘‘中川原七香’’とは、幼馴染で小さい頃から一緒に過ごしてきた。今では男である俺の部屋に‘‘七香’’が押しかけてくるのがそれほど珍しくないくらいに...
「あぁ、もう……またかよっ!」日直当番を押し付けられていたそんなある日……ふとした切欠で足元がふらつき、そして、踏ん張りきれず、前のめりに転んでしまった。そして机に突っ伏して寝息を立てていたギャルの‘‘早久万千夜子’’に気付かず、ボクは体勢を崩し……思いっきり、彼女の胸を鷲掴みにしてしまった。「……んー? えっとさー……オタクくんは、何でウチのおっぱいを揉んでるのかなー?」「わぁぁっ、ごめんなさい...
何の相談もなく唐突に報された父親の再婚。それによって‘‘浩介’’はいきなり義理の姉妹と一緒に暮らすことになった。姉妹は、とても仲が良く性格は真反対の凸凹な2人。1人は‘‘浩介’’より歳下なのに‘‘お姉ちゃん’’を自称する、明るくて大人っぽい‘‘佳奈’’。もう1人は、男嫌いで‘‘浩介’’には不機嫌顔しか見せない、引きこもり気味の‘‘紗夜’’。そして急のことに困惑している俺‘‘浩介’’に構うことなく、...
勇者は旅の道中、切なげな顔をする美しい女性と出会った。魔王は村を焼き討ちする中で、一人の美しい女性に一目惚れをした。勇者が恋をしたのは魔王の母。一方で魔王が見惚れたのは勇者の母。二人の愛する女性達は相手が誰かを知りながら、息子に対して罪悪感を抱きながらも引き返せない快楽と愛に寄り添っていく。やがて、愛する男達が殺し合う未来を持つことを知りながらも……。
様々な種族の中で最も地位が低いとされるのが『亜人』だ。人里離れた小さな村で母親と細々と暮らしていたミアは、ある日、人攫いに襲われ母娘ともども奴●商に売られてしまう。‘‘せめて娘だけでも’’と、母親は1枚の写真を渡し、ミアを逃がす。ある日、父が遺した宿舎を営んでいる主人公のもとへミアが現れる。擦り切れた写真の隅には、親父の字でこの宿屋の場所が記されていた。この少女の母親……親父がかつて恋した亜人の女...
――都内の商社で営業マンをしていた俺‘‘大名曰’’は、地方の営業所へ転勤を命ぜられた。転勤初日。通勤で使用する列車は――まさかの乗客ゼロ。過疎化が進んだこの町……乗客が居ない列車。営業所も一人勤務だし、今後は孤独との戦いになるのか……などと考えていると――。「――おーい、そこのおじさぁん♪」めちゃくちゃ軽いノリの黒ギャルが、俺に話しかけてきた。明らかに場違いなその子は、なんとこの鉄道の車掌だという...
親と喧嘩して家出(?)してきたイトコであり恋人の‘‘ねむ’’。両親公認の関係と言う事もあり自然と預かる事になる。ただし‘‘卒業まではプラトニックな関係’’で……と当然釘を刺された上で……。とりあえず、急にこんな状況になってしまったので近くのコンビニに買い出しに……当然‘‘ねむ’’は、ご機嫌斜めでついて来ない。買い出しを終え戻ると……‘‘ねむ’’は、俺をちらりと見るだけで何も言わない。よく見るとそこ...