虚ノ少女-FHD Edition-
◆オリジナルからの変更点◆
(1)【画面サイズの変更】
1280×720(HD)→1920×1080(FHD)にスケールアップ。
(2)【インターフェース周りの見直しとエンジンの変更】
カルタグラと同様にプロトタイプ様の独自のエンジンにて再構築しており、操作性、快適性が大幅に向上されております。
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日本が戦争への道を歩み始めた、所謂戦前と呼ばれた時代。
北陸の雪深い山中に人形(ヒトガタ)と云う集落があった。
‘‘ヒンナサマ’’と云う土人形を祀る奇妙な風習が残る此の地にて、祭りの夜にひとりの女が殺されていた。
村のものは口々に‘‘ヒンナサマ’’の祟りだと口にした。
正統ではない者が‘‘ヒンナサマ’’を祀ったが故に祟りに遭って殺されたと。
昭和三十二年、十二月。
朽木冬子が病室より攫われてから、およそ二年の歳月が過ぎていた。
時坂玲人の妹・紫は、自殺を図ろうとしていた男を助ける。
この男こそ現在に黄泉帰った‘‘ヒンナサマの祟り’’の被疑者であった――
戦時を跨いで続く妄執を断ち切る為に時坂玲人は動く。
その胸の内に冬子への妄執を引き摺りながら――
同時期に動きを見せ始めた、六年前に解散した筈の宗教団体は果たして、何を画策しているのか――
祟りを為すのが天であろうとも、手を下すのは人である。